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文化遺産をデジタル保存する利点には次のようなものが挙げられる.
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これまで,複数の距離画像を統合して1つの形状モデルを生成する手法として
合致表面法
(ppt)と呼んでいるアルゴリズムを提案してきた.
今回文化遺産をデジタル保存するために,巨大なデータを扱う必要が生じてきた.
そのため統合処理を並列化するアルゴリズムを提案して
巨大なデータを扱うことを可能にする.
提案するアルゴリズムは次の2つの手法からなる.
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距離画像統合の枠組みにおいて光学的特徴を加えた3次 元モデルを構築する手法を提案する. 距離画像が持つ光学的情報として, レーザ反射量と輝度値(色) の2つの場合を考える. 距離画像が持つ光学的特徴の合致をとることによって, ランバーシアン反射パラメータを抽出し, 鏡面反射などの影響による外れ値を除外することが可能になる.
色情報付き距離画像統合処理の例: |
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元の合致表面法はoctree を用いて効率的に符号付距 離を計算するが,生成したメッシュモデルは全ての部 分で最も細かい解像度で生成されている.観測対象を 表現するためのデータ量を減らして計算機資源を効率 的に利用するために,観測対象の幾何的,光学的特徴 に応じて適した解像度でメッシュモデルを生成する手 法を提案する. 提案する手法は次のような評価基準によって オクトツリーを適応的に分割する.
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