情報処理学会論文誌:コンピュータビジョンとイメージメディア

第23号
「特集:顔・ジェスチャの認識・理解」
(2008年10月発行予定)

投稿締切り:2008年1月10日(木)



【特集:顔・ジェスチャの認識・理解】

生活のあらゆるシーンへの情報システムの普及に伴い、人物検知・追跡・識別、あるいは表情・視線・動作・ジェスチャなどのノンバーバル情報の認識・理解、マルチモーダルなコミュニケーションなど、人間を対象としたパターン認識・メディア理解に関する研究が精力的に行われています。顔画像処理に関しては、様々な応用製品が出ていながら、照明環境や顔の向きの変化、表情変化、経年変化がある場合などの顔認識はまだ解決されたとは言えません。また、人間の微妙な表情の認識やジェスチャについても、特定の環境や動作のみが対象とされ、汎用的な理解技術については実用レベルに至っていないのが現実です。

この分野では、工学的アプローチと心理学的アプローチの双方からの貢献が期待されます。そこで情報報処理学会CVIM研究会では2007年9月、電子情報通信学会PRMU研究会、同HIP研究会と共催で、これらの話題に関するテーマセッションを開催しました。オーガナイズドセッションではこの分野で活躍している方々を招いた招待講演において、特に海外の研究者による研究動向の紹介や、心理学分野における研究紹介をしていただきました。またテーマ関連セッションでは、様々なチャレンジングな課題に関する研究が紹介されました。

これを踏まえ、情報処理学会論文誌コンピュータビジョンとイメージメディアでは、「顔・ジェスチャの認識・理解」特集号(2008年10月発行予定)を企画いたしました。 9月研究会での発表の有無にかかわらずご投稿いただけますので、顔・ジェスチャの認識・理解に関するご投稿を広く募集いたします。



また,本論文誌では特集テーマ以外の一般論文の受付を随時行っています.
こちらにつきましてもご投稿をお待ち申し上げます.

【投稿方法】
情報処理学会論文誌:コンピュータビジョンとイメージメディアへの投稿手続きにつきましては以下のページをご覧ください.
http://www.am.sanken.osaka-u.ac.jp/CVIM/

【お問合せ先】
本論文誌に関するご質問は日浦慎作( CVIM論文誌編集委員会幹事,
shinsaku@sys.es.osaka-u.ac.jp, 大阪大学大学院 基礎工学研究科)にお送り下さい.